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パイプのコラム

 パイプのくわえ方にも人それぞれいろいろあるだろう。シガレットが似合わない人は今までに何人も見たことがあるが、パイプが似合わない人は見たことがない。パイプをたしなむ人は、たいていパイプのくわえ方が様になっているもので、ゴツイ親父でもひょろひょろの兄ちゃんでもパイプをくわえた姿が、なかなかにかっこよかったりするものだ。

 僕も形式からパイプの世界に入ったので、パイプをくわえているときの外見にも気を遣っているつもりだ。時々吸っている顔を鏡で確認したりもする。避けたいのは、パイプの重量に耐えられずにパイプがプルプルと震えてしまうことだ。どの歯でパイプを噛むかは人それぞれ意見がわかれるところだが、僕は前歯で噛むので、噛む力が弱く、油断するとプルプル震えてしまう。これがひどく情けないので、犬歯で軽くパイプが動かないように支えるようにしている。もしもここで強く歯を立ててしまうと吸い口がひどく傷ついてしまうから注意して欲しい。吸い口がアクリル製だった場合、カチカチと固めで歯形が付きにくいが、犬歯で噛みすぎると擦り傷がついて舌触りがザラザラになってしまう。吸い口がザラザラするパイプなんて気持ち悪くて吸えたものじゃない。ステムは柔らかいエボナイトがおすすめだが、エボナイトは歯形がつきやすく、僕の愛用しているピーターソンは吸い口に穴が開いてしまうんじゃないかというくらいヘコんでしまった。もし穴があいたら修理できるのだろうか?(掲示板で教えてもらいましたけど、修理は無理だそうです)

 シャンクがストレートにのびているのなら、パイプは奥歯でくわえた方がいいのかもしれない。前歯だとバランスが悪い。しかし奥歯でくわえると、僕の場合吐き気がしてしまうから絶対に無理だ。舌の奥に指をいれるとオエッと吐き気がするあの原理と同じだ。また、奥歯でくわえると唾液がじゃんじゃん分泌するので落ち着いて吸えない。だから僕が持っているパイプはすべてベント型に統一している。ベント型なら必然的に前歯でくわえることになるからだ。だからストレートのビリヤード型を愛用している人たちが僕は時々うらやましい。

 パイプの傾け方だが、僕はいつも左側の歯でくわえるようにしている。左手でパイプを持って、右手で火をつけるから、自然と左側に落ち着いたようだ。やめてもらいたいのは、口の真ん中でくわえることだ。おちょぼ口だと非常にマヌケに見える。嘘だと思ったら、試しに鏡で確認してみると良い。

 普段僕が愛用しているのはキャラバッシュ・パイプだから、かなり大きいパイプになるが、長時間キャラバッシュ・パイプをくわえていると、次の日、口が筋肉痛?になっていたりする。キャラバッシュ・パイプはどうやらなるべく手に持っていた方がいいようだ。パイプの世界はまだまだ深いぞ。(2005/8/17)

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