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パイプの種類
※ブライヤー・パイプ
木のパイプ。地中海沿岸で発見されたブライヤーと呼ばれる木の根を使っている。木でありながらも軽量で、耐久性に優れ、火にも強い。吸い続けるとボウルに光沢が出る。パイプの中でももっとも実用的なもので、パイプといえば普通はこのブライヤー・パイプを指す。ちなみに木製のパイプではブライヤー・パイプの他にもオリーブ・パイプやチェリー・パイプなどがある。
※メシャム・パイプ
石のパイプ。地中海で取れる海泡石と呼ばれる白色の鉱物を使う。軽く、熱に強く、吸湿性にも優れる。ステムは琥珀、象牙などで作る。ボウルの色は最初は白色だが、使い続けているうちに琥珀色から黒褐色へと色が変化していく。まろやかな味わいから「パイプの女王」と言われ、彫刻としてのデザイン製にも優れる。トルコ製。
※コーン・パイプ
トウモロコシのパイプ。トウモロコシの芯でボウルを作り、シャンクは木製。アメリカはミズーリ州で生産されるパイプで、パイプの中でも最も安価だが、耐久性に乏しい。ボウルを焦がすとトウモロコシの味がする。気兼ねなく吸えるため練習用にいいかもしれないが案外と扱いは難しい。正式名はコーンコブ・パイプ。
※キャラバッシュ・パイプ
ひょうたんのパイプ。中をくりぬいたひょうたんにメシャムのボウルをはめこみ、エボナイトのステムをつけたもの。中が空洞になっているため煙が冷やされクール・スモーキングが実現。ジュースはひょうたんに吸収される。吸い続けると胴体が琥珀色に変色。正式名はゴード・キャラバッシュ・パイプ。

※クレイ・パイプ
粘土のパイプ。昔の絵画によくでてくるパイプ。デリケートなパイプで、衝撃にも弱い。放熱性がなく、ボウルが熱くなるため、ボウル部は触れられず、かわりに煙道が長くできている。かつてパイプといえばクレイ・パイプを指した。ブライヤー・パイプの登場と共に生産されなくなったが、オランダのゴーダ市では現在も製造中である。

※ラジエーター・パイプ
金属のパイプ。アメリカのカーステン社が製造しているパイプで、航空ジュラルミン製の特殊な冷却装置がついており、究極のクール・アンド・ドライ・スモーキングが楽しめる。ボウルはブライヤー、ステムはアクリル樹脂。喫煙中にバルブを抜いてジュースを取り出すこともできる。
パイプのブランド


ダンヒル(イギリス)
1907年に愛煙家アルフレッド・ダンヒルが設立。パイプのブランドでは世界一の品質を誇る。ホワイトスポット。


スタンウェル(デンマーク)
1942年創業。ポール・スタンウェルによる独特なシェイプのハンドメイドパイプが人気。


ピーターソン(アイルランド)
1890年創業。ジュースだまりがついたピーターソン・システムという独自製品で好評を博している。


サビネリ(イタリア)
1876年創業。イタリアで最も有名なパイプ・メーカー。白木パイプのシーコーラルなどで有名。


ブッショカン (フランス)
1875年創業。世界最古のブライヤー・パイプの産地、フランスはサンクロードを代表するメーカー。


ファウエン(ドイツ)
1848年ニュールンベルグで創業。ドイツを代表するパイプ・メーカー。


カーステン(アメリカ)
1902年創業。俗にカーステン・パイプと呼ばれるラジエーター・パイプを製造している。


ビッグベン(オランダ)
1870年創業。オランダでは唯一ブライヤー・パイプを製造しているところ。


柘製作所(日本)
1936年創業。世界的にもよく知られている日本のハンドメイド・パイプ・メーカーである。

パイプのシェイプあれこれ


ビリヤード
・ごく一般的なシェイプ
・シャンクが斜めにのびているものは通称「ベント」と呼ばれる


カナディアン
・シャンクが長め


ポッカー
・ボウルが筒形


オームポール
・シャンクがかなり曲がっている


アップル
・ボウルが丸形


ダブリン
・ボウルが円錐形


キャラバッシュ
・ボウルがひょうたん型
・リムがドーム型


ブルドッグ
・ボウルとシャンクがダイヤモンド形


ローデシアン
・ボウルがダイヤモンド形
・シャンクが円筒形


ブランデーグラス
・ボウルがブランデーグラス型


チャーチワーデン
・ステムがかなり長め

<ポイント>シャンクは通常水平にのびているが、斜めにのびている形状は「ベント」という。ベント・ビリヤード、ベント・ローデシアン、ベント・ブランデーという風に言う。

 

パイプの原料あれこれ

司光さんのブライヤー
ブライヤー


海泡石


ひょうたん

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