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パイプが似合う男

ダビドフ・ロイヤルティ・ミクスチャー

ダビドフ・ロイヤルティ・ミクスチャー

デンマーク産 50g 2900円

<初めて吸った時の感想>
ダビドフといえば葉巻で有名なブランドだが、パイプの方はちまたでは評価が低い。ならば僕も試してみようと思ったのだが、なにぶん資金不足のため、50gのたばこを試すために2900円(たぶん最高級)もの大金は払えない。というわけで通販で安く購入することにした。
僕は葉巻のダビドフも知らないので、比較しようがないのだが、しかし、このパイプたばこには、パイプらしからぬ、何か葉巻感を感じさせるものがあった。その点ではなかなかうまかったのだが、特別の衝撃もなく、正直、値段のわりにはがっかりした銘柄である。ややタバコ感が強すぎる気もするが、しかし、落ち着いて吹かすと、その奥深い味がなんとなくだが、わかる気がしなくもない。この違いがわかるようになれば、かなりの熟練スモーカーだと思う。ラタキアも入っているらしいが、ほとんどラタキア感はない。前半よりも後半の方がうまかった。
この銘柄は、小細工などなにもない、本当に良い葉を使っているのだろうから、本当に良いパイプで吸いたいものだ。何も足さず何も引かない究極のたばこなのだろうが、残念ながらパイプのひとつひとつの違いすら語れない僕には、この銘柄の良さはわからなかった。それよりも気になったのは、光沢のある葉が一部紛れ込んでいたこと。このテカテカの葉が、なんだか昆虫の羽根にみえてきて、ちょっとおっかなかった。それが僕の一番最初の正直な感想だった。(2005/9/25)

<吸い慣れてからの感想>
2年近く放置していたが、非着香系でふたをあけたものでは、これの他に吸うものがなく、仕方なく、毎日これを吸い続けている。
ときどき、香ばしい香りがして、うまいと感じることもある。それよりも雑味の方が強く、あまり賞賛できる銘柄ではない。最初は前半よりも後半がうまいと書いたが、今は逆で、最初のうちだけがうまく、途中で飽きる。雑味の中にときおり感じられる快適なラタキア感を楽しむのも一興だが、しかしこの値段は頂けない。
パイプにせよ、食べ物にせよ、「うまい」といえるものは、「味」と「値段」の両方の条件を満たしてこそと言える。300円の牛丼は味もいいし、安いから、うまいと言えるが、牛丼が2000円もしたら、味がよくてもうまいとは言い難い。それと同じで、いくらダビドフという名を冠していても、あのダンヒルでさえあれだけリーズナブルなわけであるから、このパイプ煙草は、金額の高さを意識させずにはいられず、その点で大いに不利な銘柄といえる。(2007/12/19)

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