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パイプが似合う男

オールド・ゴーリー

オールド・ゴーリー

スコットランド産 50g 2000円

<初めて吸った時の感想>
 人気銘柄ラットレーから一品。この缶のジャケット(というかは知らないが・・・)からして、うまそうだなあと思った。色といい、イラストといい、好奇心をくすぐる。それでいて高級感を感じさせる。ラットレーは煙草の名前も良い。オールド・ゴーリーである。ここにきてオールドという名前をあえて使うセンスが良い。僕は勝手に親しみを込めて「ゴリエ」と呼んでいた。
 で、葉っぱの内容だが、これはバージニア主体。出汁系の匂いである。最初の印象は、葉っぱが長くてとにかく硬いということ。味はというと、うーん、全然わからなかったのです。煙をただ吹かしているみたいなものにしか思わなかった。僕はそもそもバージニア主体の煙草が苦手だったので、1年以上この煙草は放置されることになった。(2007/11/20)

<吸い慣れてからの感想>
 この銘柄、最後まで吸えずに、ダメになって捨ててしまうんじゃないかと思っていたら、最近はすごくお気に入りで、毎日のように吸っていて、とうとう全部吸っちゃいました。あー、おいしかった。
 最初のころはちっともうまいとは思わなかったのだが、やっとジュースが出ないように吸えるようになった今、開眼というと大げさだが、バージニアの葉の素朴な魅力にとうとうとりつかれた。こうなると、味が口内に浸透してくるような心地で、もう他に何もいらなくなる。
 コツは、しっかりと、しっかりともみほぐすこと。なんなら手でちぎって小さくしても良い。ほんと、素朴な甘さ。これが煙草本来の本当の甘さなんだろうなあと幸福感がわく。そんな中、ときどきひょっこり現れる少々臭みがかったユニークな旨味もまた心地よい。ぜひ目を開けて、煙の行方を落ち着いて眺めたい。もうラタキアとかフルーツ系とかやってる場合じゃないとそんな気にもさせる銘柄。また買いたいとは思わないけれど、この手のシンプル系は何かひとつでも常備しておきたい。
 パイプをやるからには、最低3本必要だと思った。1本は蜜のごときバーレー用、1本は丸薬のごときラタキア用、そして最後の1本は出汁のごときバージニア用だ。シガレットスモーカーのように、ひとつの銘柄だけを吸い続けることは、煙を愛するパイプマンには土台無理な話だと分かった。(2007/11/20)

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