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パイプが似合う男

ビュテラ・スイート・キャベンディッシュ

ビュテラ・スイート・キャベンディッシュ

アメリカ産 50g 2200円

<初めて吸った時の感想>
 昔から何度も感想を書こうと思っていたが、どうしても腰が引けるたばこだった。というのも、僕はこれをまだ一度もうまく吸えたことがなく、本来の味をまだ知らないような気がしてならないからだ。
 やたらと水分が多く、手でさわってもベットリという感じである。いよいよ吸ってみると、火が水分を蒸発させてパチパチと音がするので、僕はこれに勝手に「パチパチ」とあだ名をつけて呼んでいるが、よく考えたらガラムタバコもパチパチだったっけな。
 香りはというと、なんだかよくわからないが、僕がそれまで体験したことのない不思議な高級感のただよう香りである。なんとなくへそまがりっぽい味付けがあって、野菜ジュースのようなソフトな甘さってとこかな。あとあとからこれがレーズンパンのそれと同じ香りだということがわかり、懐かしいけどなんだかよくわからない胸のもやもやが晴れた。
 最初のうちはお菓子感覚でなかなかうまいが、途中から飽きた。僕の吸い方が下手なせいもあるが、着香系は概して途中からしつこくなるものが多い。そういえばレーズンパンも途中で飽きやすいパンだしね。
 たまらないのは、これを吸うとかならず火皿にタールがべっとりとついてしまうことだ。モールで掃除してみると、モールが真っ黒になってしまう。こうなると次に吸うたばこの味まで悪くなるではないか。ベテランスモーカーがいうには、過燃焼さえしなければタールはつかないはずだとのことだが、僕は必ず失敗してしまうらしく、もしかしたら僕にはパイプを吸う素質がないんじゃないかと本気で自己嫌悪に陥ってしまう。そんないきさつもあって、これは吸うのさえ臆病になる銘柄となってしまった。
 ビュテラは他社とは一線を画すので、以前僕は「ラタキアNo.1」で1回目と2回目でずいぶんと味が違った経験もあり、今回紹介しているブレンドも吸っているうちに味が化ける可能性を秘めていると思っている。水分が多いので、もしかしたら詰め方にもコツがあるのかもしれない。僕のパイプ行脚はまだ始まったばかり。今後色々な詰め方を試してみる価値がある。道は険しいぞよ。(2005/7/31)

<しばらくたってからの感想>
 約1年ぶりに吸ってみたが、相変わらずまずい。どうもこのドロドロ感が僕は苦手のようだ。パイプもどろだらけになってしまったし、せっかくのカーボンもぬれてだめになった。しかもあのレーズン臭さがパイプに染みついてくる。あの生焼け的な煙も吐き気を催す。まったくひどい銘柄。これが他のサイトで大絶賛されているのが理解できない。もうこれ以上挑戦する気がない。捨ててしまおうかと思っているくらいだ。(2007/2/25)

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